「日本名水百選」とは
「日本名水百選」とは、環境省(当時環境庁)が昭和60年に全国の清らかな湧水や河川100ヵ所を選定し、水質保全の重要性を広く伝えるためのリストです。
平成20年には、地域住民による持続的な水環境保全活動が行われている場所を追加し、「平成の名水百選」として200選になりました。
※これらの水は飲用に適していることが保証されていないため、飲用の際は自治体に確認が必要です。
長崎県で選ばれている場所
島原湧水郡
島原市には多数の湧水地があり、新町一帯などでは豊富な湧水を楽しむことができます。新町一帯では、地面を50センチ掘るだけで湧水が出てくると言われています。
特に「鯉の泳ぐまち」や「浜の川湧水」など、観光名所となっている場所もあります。
名水百選選抜総選挙(平成27年3月実施)で、「観光地として素晴らしい名水部門」で全国第5位を獲得!
島原に行ったら、綺麗な水を使用した「かんざらし」という名物があるので、是非食べて帰ってください。
鯉の泳ぐまちの場所(Googleマップ)
轟渓流
「轟渓流」は、多良岳を水源とする長崎県の清流で、年間を通して約14度の水温とまろやかな軟水が特徴です。
大小30余りの滝があり、「楊柳の滝」や「轟の滝」など見所が多く、周囲の森林は「水源の森百選」に指定されています。
夏には、観光客が渓流釣りや川遊びを楽しむために訪れ、「轟峡キャンプ村」で自然を満喫できます。
シーズン中は、「轟涼庵」で湧水を使ったそうめん流しやカレー、珈琲も楽しめます。
「景観が素晴らしい名水部門」で全国第5位を獲得!
【注意!】崖崩れ等が原因で道路が通行止めになっている可能性もあるので、十分調べてから行った方が確実です。
まとめ
長崎県には、自然の豊かさを感じられる美しい水の名所が多くあります。
島原湧水郡や轟渓流は、その清らかな水と素晴らしい景観で訪れる人々を魅了します。
特に、島原の湧水群では地元の文化や歴史にも触れられ、轟渓流ではアクティビティを通じて自然を満喫できます。
これらの場所は、水質保全の大切さを感じさせるとともに、地域の魅力を再発見する機会を提供してくれます。ぜひ、長崎県の名水を訪れて、その美しさを体感してみてください。
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